漫画家の世界は才能だけでプロになれるほど甘くはない

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才能だけではプロにはなれない

超うまくてもプロの漫画家にはなれない

僕はシステムエンジニアになる前は漫画家を目指していました。その時にプロの漫画家の先生の下で働かせていただいた経験があるのですが、プロの漫画家の絵のうまさや話の作り方の上手さは言うまでもないのですが、机を並べて一緒に働いていたアシスタントの技術の高さに驚かされました。正直言ってプロの漫画家さんよりも絵が上手な人もたくさんいました。
しかし彼らのほとんどがデビューをしたこともなく、漫画の新人賞もとった経験がないようでした。この時に絵が上手なだけでも、話作りが上手なだけでもプロの漫画家にはなれないんだということを学びました。

プロとアマチュアの違い

プロの漫画家として生活をできている人とそうでない人の決定的な違いが、「締め切りを守れるかどうか」だと思います。もちろん締め切りを守るだけでなくその限られた時間内におもしろいものを作らなければいけないのです。アシスタントして一緒に働いた人にはものすごく上手だし面白い作品を描いている人もいましたが、「2年かけて描いた」とか「まだまだ描きなおすつもり」という芸術肌の人も多く、自分が言う立場ではありませんでしたが「プロ向きではないな」と感じました。
それに引き替えプロの先生は睡眠時間も工夫して背景も何とか簡略化したり余白を上手に使ったりして締め切りまでに一定のクオリティ以上の作品を仕上げていました。「1週間で話作りから絵を仕上げるまでができなければプロにはなれない」というのが現実だと知りました。

編集者との関係を保てる人がプロになれる

漫画家としてデビューする人のほとんどが、ほぼ例外なく担当してくれる編集者さんと二人三脚のような形で原稿を作っています。漫画の作品は作者が一人で作っているように見えますが、割合は漫画家さんによっても違いますがかなり担当編集者の影響が入っています。
すぐれた才能を持つ良い編集者さんが担当についてくれると、作品はどんどん面白くなりますのでとても貴重な存在になります。お金がないデビュー前は食事をごちそうしてくれたり生活面を支えてくれるような存在でもありますので、きちんとした信頼関係を作る必要があります。まずは担当編集者に認めてもらえないとデビューどころではないという現実があります。
同時に編集者さんは作品に口を出します。自分のアイデアのほうがいいのにと思っても、編集さんの意見を取り入れてそれをプラスの方向に変える技術がないとプロの漫画家になれないと言ってもいいでしょう。才能があってもデビューできなかったり長続きしない人は編集さんの意見の取り入れ方、関係の保ち方が苦手な人がほとんどだと思います。きつい意見を言われて編集さんと喧嘩別れをしたり、漫画を描くことに嫌気がさしてしまう人はプロの漫画家になれないのが現実なのです。

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